🎮 作品形式ごとの売れ方

RPG・シミュレーション・アドベンチャー・デジタルノベル・アクション。どの形式で作るかで、売れ方はどこまで変わるのか。数の推移、当たり外れの幅、条件をそろえた比較、同じサークルが形式を変えたときの変化、形式ごとに効くジャンルと作り方まで、14の切り口で調べました。中心にしたのは 2024年10月5日〜2026年10月5日に発売された有料の7,274作品です。

×0.69アドベンチャー
×0.25デジタルノベル
×0.70シミュレーションの利益(本数は×1.10)
×0.98アクション

RPGの販売数を×1.00としたときの倍率です。発売時期・価格・ジャンル・サークルの実績をそろえています。

📈いま増えているのはシミュレーション

発売された作品のうち、シミュレーションの割合は2014年の6%から、2026年は33%まで増え、RPG(27%)を抜きました。RPGの割合が一番高かったのは2018年の46%です。アドベンチャーは2012年には39%を占める一番多い形式でしたが、いまは12%です。

直近1年の新作は、シミュレーションが1,275作品(その前の1年は984)、RPGが1,087作品(同1,211)。RPGだけが数を減らしています。

形式20142016201820202022202420252026(〜10/5)
RPG(ロールプレイング)30%49%38%59%46%57%41%50%39%52%37%43%34%39%27%40%
シミュレーション6%7%9%11%10%18%18%28%24%27%27%39%30%42%33%41%
アドベンチャー39%27%27%18%16%9%15%8%15%8%12%6%12%6%12%8%
デジタルノベル11%3%11%2%12%1%11%2%7%1%10%0%10%1%11%1%
アクション10%13%10%8%9%11%8%10%8%9%7%9%8%10%7%9%
その他の形式3%1%5%1%7%3%7%3%6%3%7%3%6%2%9%2%

大きい数字はその年に発売された作品数の割合(無料作品も含む)、小さい数字はその年の有料作品の販売本数の割合です。販売本数は取得日までの累計なので、年どうしではなく、同じ年の中で形式を比べてください。

🎯当たる確率は、RPG・シミュレーション・アクションで同じ

同じ時期に出た作品の上位1割に入る「ヒット」の割合は、RPG 13%、シミュレーション 13%、アクション 12%でほぼ同じでした。違うのは真ん中の作品で、販売本数の真ん中はRPGが581本、シミュレーションが437本、アクションが338本。シミュレーションとアクションは、当たれば大きいぶん外れる作品も多い形です。

アドベンチャーはヒットが5%と半分以下。デジタルノベルは765作品のうちヒットがほぼ無く、78%が100本未満でした。

形式作品数真ん中の本数上位1割の境目ヒット100本未満真ん中の価格利益の真ん中利益の上位1/4
RPG(ロールプレイング)2,296581本7,186本13%22%1,320円37万円201万円
シミュレーション2,259437本7,364本13%28%880円20万円142万円
アドベンチャー895222本2,926本5%38%990円11万円63万円
デジタルノベル76517本324本0%78%330円1万円未満3万円
アクション540338本6,499本12%32%1,100円18万円158万円
その他の形式51938本1,668本3%62%550円1万円12万円
全体7,274285本5,451本10%35%990円14万円104万円

利益は「税抜き価格 × DLsite の販売手数料を引いた取り分 × 販売本数」の目安です。ヒットは、同じ四半期に発売された有料作品の上位10%。

⚖️形式の差は、どこまで本物か

形式ごとの販売数をそのまま比べると、価格の違いや、どんなサークルがその形式を選ぶかの違いが混ざります。そこで、RPGを×1.00として、条件を1つずつそろえながら倍率がどう変わるかを見ました。「同じサークルの中」の列は、2つ以上の形式を出したサークルの作品どうしで比べた値です(サークルの力量の差を取り除けます)。

形式そのまま(真ん中の比)+価格+ジャンル+サークルの実績同じサークルの中利益で見ると
シミュレーション×0.75×1.19×1.12×1.10×1.08×0.70
アドベンチャー×0.38×0.52×0.63×0.69×0.73×0.53
デジタルノベル×0.03×0.11×0.18×0.25×0.45×0.10
アクション×0.58×0.72×0.93×0.98×0.88×0.68
その他の形式×0.07×0.21×0.43×0.48×0.65×0.19

アドベンチャーとデジタルノベルの差は本物です。条件をそろえてもアドベンチャーは×0.69、デジタルノベルは×0.25で、同じサークルの中で比べても×0.73・×0.45でした。

アクションの差は、ジャンルの差でした。そのままでは×0.58ですが、ジャンルをそろえると×0.93になり、RPGとの差ははっきりしなくなります。

シミュレーションは、同じ価格ならRPGと同じくらい売れます。そのままでは×0.75ですが、価格をそろえると×1.19に逆転し、ジャンルとサークルの実績までそろえると×1.10で、RPGとの差ははっきりしなくなります。シミュレーションは安く値付けされることが多いため(真ん中は880円、RPGは1,320円)、利益で比べると×0.70です。

過去5年(2021年10月5日〜)で計算しても、サークルの実績までそろえた倍率はシミュレーション×1.20、アドベンチャー×0.69、デジタルノベル×0.30、アクション×0.97で、ほぼ同じでした。薄い数字は統計的な差がはっきりしないもの。「その他の形式」はパズル・テーブル・シューティング・クイズ・タイピング・その他ゲームをまとめたものです。

🌱初めての1作目は、シミュレーションが有利

過去5年にデビューした3,903サークルの1作目は、RPGが33%、シミュレーションが26%でした。1作目どうしを、発売時期・価格・ジャンルをそろえて比べると、シミュレーションはRPGの×1.32です。

直近2年の作品を「前に1,000本以上売れた作品があるサークル」とそうでないサークルに分けると、実績のあるサークルではシミュレーションとRPGの差は×1.03でほぼ無く、実績のないサークルでは×1.28でした。シミュレーションが価格の割に売れるのは、まだ実績のない作り手のところです。

形式1作目に選ばれた割合有料の1作目真ん中の本数ヒットRPGと比べて
RPG(ロールプレイング)33%1,282678本12%×1.00
シミュレーション26%1,026580本14%×1.32
アドベンチャー13%503201本6%×0.58
デジタルノベル9%34138本0%×0.30
アクション10%388328本11%×0.86
その他の形式9%35545本3%×0.43

1作目は、そのサークルの作品のうち一番早く発売されたもの(調べた範囲で)。「RPGと比べて」は1作目どうしで、発売時期・価格・ジャンルをそろえた倍率です。

🔀形式を変えたサークルは、どうなったか

同じサークルが続けて出した有料作品を2本ずつ組にして(2016年10月5日以降、16,246組)、次の作品が前の作品の何倍売れたかの真ん中を出しました。同じ形式を続けても、次の作品は前作より少し落ちるのが普通です(RPGを続けると×0.93)。

RPGからシミュレーションに移ったサークルは×1.08で、RPGを続けた場合より上でした。反対に、RPGからアドベンチャーに移ると×0.67、デジタルノベルに移ると×0.35に落ちます。アドベンチャーやデジタルノベルからRPG・シミュレーションに移ったサークルは、前作より大きく伸びていました。

前の作品→RPG→シミュ→ADV→ノベル→アクション
RPG(ロールプレイング)から×0.935021組×1.08521組×0.67394組×0.3584組×0.93215組
シミュレーションから×0.91408組×0.872902組×0.71178組×0.4071組×0.77154組
アドベンチャーから×1.36399組×1.35186組×0.861387組×0.59119組×1.1372組
デジタルノベルから×1.9888組×2.5077組×1.42121組×0.911352組—
アクションから×1.17204組×1.14147組×0.5862組×0.4025組×0.83609組

2つ以上の形式を出した1,746サークルの中だけで重回帰をしても、RPGと比べてシミュレーション×1.08、アクション×0.88、アドベンチャー×0.73、デジタルノベル×0.45でした。また、同じサークルでも作品を重ねるほど1本あたりは少しずつ落ちていきます。

数字は「次の作品の本数 ÷ 前の作品の本数」の真ん中(灰色は同じ形式を続けた場合。緑はそれより5%以上上、赤は5%以上下)。発売時期の違いはそろえていないので、組の数が多い欄を中心に見てください。シミュ=シミュレーション、ADV=アドベンチャー、ノベル=デジタルノベル。

⏳RPGは、古い作品も売れ続ける

2026年8月16日と2026年10月5日の販売本数の差から、この50日に1本でも売れた作品の割合を、発売からの年数ごとに出しました。発売から5年以上たった作品でも、RPGは70%がこの間に売れています。シミュレーションとアクションは58%・58%、アドベンチャーは53%でした。

この50日の販売のうち、発売から1年以上たった作品の分は、RPGで60%、シミュレーションで45%。シミュレーションは新しい作品の売上の比重が大きい形式です(作品数が最近になって増えたことも効いています)。

形式2〜6か月6か月〜1年1〜2年2〜5年5年以上1年以上の作品の分
RPG(ロールプレイング)94%91%86%80%70%60%
シミュレーション85%89%87%77%58%45%
アドベンチャー83%81%76%71%53%70%
デジタルノベル78%62%42%55%39%70%
アクション85%80%81%72%58%57%
その他の形式58%70%67%58%35%52%

年数ごとの欄は、その年数の作品のうち50日間に1本以上売れた割合。発売から2か月未満の作品は、発売直後の伸びが大きすぎるので外しています。この期間のセールの影響も含みます。

🧪形式で効き方が変わるジャンル

ジャンル一覧の「売れやすさ」は、すべての形式をまとめた1つの倍率です。形式ごとに分けてジャンルの重回帰をやり直し、ほかの形式とはっきり違うジャンルを拾いました。直近2年でも過去5年でも同じ向きに差が出たものだけを載せています。

RPG(ロールプレイング)

この形式で特に効く

この形式では効きにくい

シミュレーション

この形式で特に効く

この形式では効きにくい

アドベンチャー

この形式で特に効く

この形式では効きにくい

  • 拘束×0.72ほかの形式では×1.53

デジタルノベル

この形式で特に効く

この形式では効きにくい

アクション

この形式で特に効く

数字は、その形式の中でそのジャンルが付いている作品と付いていない作品の比(発売時期・価格・ほかのジャンル・サークルの実績をそろえた値。直近2年)。「ほかの形式では」は、その形式以外の作品で同じ計算をした値です。たくさんのジャンルを調べているので、偶然の差が少し混ざります。

🔧体験版はRPGで、音声はノベルで効く

作り方や作品ページの要素の効き目を、形式ごとに別々の重回帰で出しました。体験版はRPGで×1.86と一番大きく、デジタルノベルでははっきりしません。音声はデジタルノベルでだけ×1.43とはっきり効いています。サンプル動画はシミュレーションとアクションで×1.41・×1.41。AI一部利用の作品は、RPGとシミュレーションで×0.69・×0.71と売れにくくなっていました。

要素RPGシミュADVノベルアクション全体
体験版あり×1.86×1.31×1.47×1.14×1.31×1.48
サンプル動画あり×1.28×1.41×1.24×1.40×1.41×1.30
音声あり×1.12×1.17×1.14×1.43×1.04×1.16
サンプル画像1枚増×1.08×1.10×0.98×0.97×1.04×1.06
説明文が約2.7倍長い×1.24×1.32×1.36×1.46×1.04×1.24
価格が2倍×1.10×1.06×0.96×0.90×1.24×1.07
翻訳版あり×1.85×1.62×1.37×1.51×1.61×1.63
AI一部利用×0.69×0.71×0.96×1.08×0.63×0.78
全年齢・R-15×0.17×0.23×0.18×0.27×0.11×0.22

それが無い作品を×1.00とした倍率(直近2年。発売時期・ジャンル・サークルの実績と、表のほかの要素・容量をそろえた値)。薄い数字は統計的な差がはっきりしないもの。価格が高い作品が売れているのは、規模の大きい作品ほど高く値付けされるためで、値上げすれば売れるという意味ではありません。翻訳版は売れた作品があとから翻訳されることも多く、逆向きの関係が混ざります。シミュ=シミュレーション、ADV=アドベンチャー、ノベル=デジタルノベル。

💴値付けは、形式ごとに大きく違う

RPGは991〜1,540円が32%で一番多く、シミュレーションは550円以下が36%、デジタルノベルは63%を占めます。ヒット作の価格の真ん中は、RPGとアクションが1,980円、シミュレーションが1,650円、アドベンチャーが1,540円でした。

どの形式でも、価格が高い作品ほど利益の真ん中は大きくなります。ただしこれは、手間をかけた作品ほど高く値付けされているからです。同じ中身のまま値上げすれば利益が増える、という意味ではありません。自分の作品と同じくらいの規模の作品が、どの価格帯に多いかの目安として見てください。

形式〜550円551〜990円991〜1,540円1,541〜2,200円2,201〜3,300円3,301円〜ヒット作の価格(安い方から25〜75%)
RPG(ロールプレイング)16%1万円17%16万円32%38万円24%174万円9%640万円2%351万円1,540〜2,530円
シミュレーション36%2万円18%11万円20%52万円15%144万円8%462万円2%909万円770〜2,420円
アドベンチャー29%1万円未満21%12万円24%17万円17%65万円6%135万円3%85万円990〜2,035円
デジタルノベル63%1万円未満14%2万円14%2万円6%11万円2%16万円2%4万円—
アクション26%1万円未満19%11万円22%27万円19%100万円11%413万円2%33万円1,430〜2,640円
その他の形式50%1万円未満24%4万円13%6万円9%10万円3%47万円0%7万円550〜1,760円

大きい数字はその価格帯の作品の割合、小さい数字はその価格帯の利益の真ん中(直近2年)。価格は税込みの定価。

🧩形式の中の細かい型

同じ「RPG」でも、ツクール製の探索RPGと3Dのアクション寄りの作品では中身がまったく違います。ジャンル(ツクール・ドット・3D作品など)と説明文の言葉で細かい型を作り、同じ形式の作品どうしで比べました。

RPGでは戦闘エロの付いた作品が×2.17、探索を打ち出した作品が×1.33。シミュレーションではおさわり×2.01・経営×1.74・育成や調教×1.50。アクションはドット絵が×1.69でした。アドベンチャーは探索×1.61・脱出×1.47が強く、説明文で「ノベル」をうたう作品は×0.60。デジタルノベルは音声ありが×2.43です。

RPG(ロールプレイング)

型割合真ん中倍率
ツクール製18%429本×1.26
ドット絵4%1,078本×1.44
3D4%106本×0.73
ローグライク・ローグライト3%649本×1.23
アクションRPG2%997本×0.99
シミュレーションRPG・戦略5%631本×1.09
ダンジョン20%729本×1.14
探索22%982本×1.33
戦闘エロ9%1,984本×2.17
リョナ2%121本×0.43
短編・サクッと12%510本×1.00

シミュレーション

型割合真ん中倍率
育成・調教11%970本×1.50
経営5%870本×1.74
おさわり30%905本×2.01
きせかえ5%880本×1.63
Live2D12%807本×1.06
3D17%579本×0.94
アニメーション12%799本×1.04
放置・クリッカー3%345本×0.83
脱衣4%280本×0.82
ドット絵7%537本×1.24

アドベンチャー

型割合真ん中倍率
探索17%361本×1.61
脱出12%344本×1.47
ホラー6%91本×0.80
3D9%246本×1.13
Live2D4%1,054本×3.70
アニメーション8%445本×1.02
選択肢・分岐20%237本×1.07
ノベルゲーム9%65本×0.60
ドット絵5%248本×1.80
音声あり37%378本×1.55

デジタルノベル

型割合真ん中倍率
音声あり19%83本×2.43
Live2D4%101本×3.97
アニメーション5%101本×1.22
選択肢・分岐14%29本×1.51
短編8%13本×1.16
フルボイス6%102本×2.02

アクション

型割合真ん中倍率
3D25%273本×1.13
ドット絵23%1,008本×1.69
横スクロール・2D17%769本×1.12
逃げる・追われる14%348本×1.06
ホラー5%737本×1.79
シューティング要素6%161本×0.64
戦闘エロ11%1,476本×2.19
リョナ7%511本×1.93
アニメーション8%603本×0.80

割合はその形式の作品のうち、その型に当てはまる作品の割合(直近2年)。倍率は同じ形式の中で、当てはまらない作品と比べた値(発売時期・価格・ジャンル・サークルの実績をそろえた値)。20作品未満の型は載せていません。ジャンルで決めた型(戦闘エロ・おさわりなど)は、ジャンル一覧の売れやすさとほぼ同じ意味です。

🏷️どっち付かずの作品は、どの形式で登録するか

アクションRPGや探索ゲームのように、2つの形式のどちらでも登録できそうな作品があります。説明文の言葉で同じ種類の作品を集め、登録した形式ごとに比べました。

はっきり差が出たのは2つです。説明文で「ノベルゲーム」をうたう作品は、デジタルノベルよりアドベンチャーで登録した作品のほうが×1.87売れていました。「育成」をうたう作品は、RPGで登録すると、シミュレーションで登録した作品の×0.59でした。アクションRPG・シミュレーションRPG・探索型は、どちらで登録してもはっきりした差はありません。

作品の種類登録した形式 A登録した形式 BBの倍率(Aと比べて)
アクションRPGアクション51作品・真ん中720本RPG(ロールプレイング)118作品・真ん中1,152本×0.96
シミュレーションRPG(SRPG)シミュレーション65作品・真ん中426本RPG(ロールプレイング)60作品・真ん中742本×0.65
ノベルゲームデジタルノベル557作品・真ん中14本アドベンチャー120作品・真ん中118本×1.87
脱出ゲームアドベンチャー63作品・真ん中305本その他の形式9作品・真ん中22本—
探索型(探索ADV・探索RPG)アドベンチャー260作品・真ん中353本RPG(ロールプレイング)1,116作品・真ん中1,136本×1.20
育成シミュレーション174作品・真ん中950本RPG(ロールプレイング)164作品・真ん中723本×0.59

過去5年(2021年10月5日〜)の有料作品。倍率は発売時期・価格・ジャンル・サークルの実績をそろえた値。同じ言葉を使っていても中身は作品ごとに違うので、「登録先を変えれば売れる」とまでは言えません。作品数が少ないもの(脱出ゲームのその他の形式など)は倍率を出していません。

💬低評価の出どころは、形式ごとに違う

評価10件以上の作品で星の平均の真ん中を比べると、シミュレーションが4.13と一番低く、星4未満の作品が36%ありました(RPGは21%)。ジャンルや価格をそろえても、シミュレーションはRPGより星が0.05低くなります。

星1〜2のレビューに、同じ形式の星5のレビューより多く出てくる言葉を拾いました。RPGは「作業」「単調」「バグ」「セーブ」、シミュレーションは「単調」「クリック」「作業」「スキップ」、アクションは「操作性」「判定」「ジャンプ」「理不尽」。形式ごとに、買い手がつまずく所がはっきり分かれます。

形式星の平均の真ん中星4未満の作品100本あたりの評価数
RPG(ロールプレイング)4.3021%16.3人
シミュレーション4.1336%13.1人
アドベンチャー4.3120%13.8人
デジタルノベル4.3713%11.5人
アクション4.2330%14.0人
その他の形式4.2424%13.9人

RPG(ロールプレイング)星1〜2のレビュー3,437件

不足2%/1%バグ3%/1%作業4%/1%単調2%/1%セーブ5%/3%回復4%/2%ドロップ2%/1%移動4%/2%

シミュレーション星1〜2のレビュー1,210件

単調4%/1%不足3%/1%クリック8%/3%作業7%/3%スキップ3%/1%不親切1%/0%ゲージ4%/1%ボタン2%/1%

アドベンチャー星1〜2のレビュー1,192件

自由度1%/0%不足1%/0%操作性1%/0%選択肢9%/7%

デジタルノベル星1〜2のレビュー393件

題材3%/1%クリック4%/1%枚数2%/1%設定8%/5%ストーリー19%/14%絵柄6%/4%グラフィック2%/1%

アクション星1〜2のレビュー817件

ジャンプ9%/4%判定5%/1%足場2%/0%キーコンフィグ1%/0%移動7%/3%不親切1%/0%慣性1%/0%理不尽4%/1%

言葉の横の数字は、星1〜2のレビューのうちその言葉が出た割合/星5のレビューで出た割合。日本語のレビューのみ。感想の決まり文句や題材の言葉は省きました。

📦ヒット作の物量

ヒット作は、どの形式でも全体より大きく作られています。RPGのヒット作の容量の真ん中は1,034MBで、全体(457MB)の2倍以上。前の作品からの間隔も455日と、全体の195日より長くかけています。RPGを容量で5つに分けると、ヒットの割合は一番小さい組の3%から、一番大きい組の34%まで上がりました。

シミュレーションはヒット作でも461MB・前作から240日と、RPGの半分ほどの規模で戦えています。

形式(ヒット作の真ん中)容量サンプル画像説明文の長さ前作からの間隔音声あり
RPG(ロールプレイング)1,034MB全体 4577枚全体 51,136字全体 742455日全体 19554%全体 31%
シミュレーション461MB全体 2048枚全体 5862字全体 640240日全体 9863%全体 44%
アドベンチャー650MB全体 3377枚全体 51,089字全体 569357日全体 16149%全体 37%
アクション495MB全体 2848枚全体 6866字全体 703619日全体 26455%全体 41%

大きい数字はヒット作(同じ四半期の上位10%)の真ん中、小さい数字はその形式の全作品の真ん中(直近2年)。前作からの間隔は、同じサークルの1つ前の作品からの日数で、1作目は含みません。デジタルノベルはヒット作がほぼ無いため省きました。容量は画像や音声の量で大きく変わるので、作り込みのおおまかな目安です。

🪧形式らしいジャンルと販売ページ

アクションは翻訳版のある作品が36%、サンプル動画のある作品が49%と、どちらも一番多い形式です。RPGは体験版を置く作品が74%。デジタルノベルは体験版が35%にとどまります。

形式体験版サンプル動画音声あり翻訳版全年齢・R-15AI一部利用ジャンルの数
RPG(ロールプレイング)74%21%31%8%6%6%8個
シミュレーション63%38%44%20%4%9%8個
アドベンチャー66%29%37%12%13%8%8個
デジタルノベル35%12%19%7%18%10%8個
アクション71%49%41%36%20%11%7個
その他の形式55%28%21%23%37%23%5個

下は、その形式に特に多く付いているジャンルです(全形式と比べて付いている割合が高い順)。

割合はその形式の作品のうち、それがある作品の割合。ジャンルの数は1作品あたりの真ん中(直近2年)。

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