🧩 8つの型

196ジャンルの必須・強い要素・付けないほうが良い場合を並べると、ジャンルや属性が違っても同じ形の基準が繰り返し現れる。以下の8つは、3ジャンル以上で共通して確認できた型である。

📦型 1

主軸になる量

ジャンルの要素が作品のエロの中心を占めるだけの量で入っていることが、最も広く求められる。ズレ記録でも「量が少ない」が1,633件で最多だった。おまけ程度・数シーンだけでは、付いていても「無いのと同じ」と受け取られやすい。

たとえば

触手は「触手シーンが作品の主要なエロとして十分な数ある(他の竿役や調教のおまけ程度にしない)」が必須で、エロの大半が人間・ゴブリンによる凌辱の作品には付けないほうが良いとされた。

当てはまるジャンル

🌈型 2

一部でなく全体に出る

量が足りていても、特定のキャラ・ルート・敗北時・エンディングだけに要素を閉じ込めると不満になる。「一部にしか出ない」は747件のズレとして記録された。主要なヒロインや本編の進行の中で繰り返し出ることが基準になっている。

たとえば

妊娠/孕ませは「妊娠要素をサブエンド・ゲームオーバー・敗北Hの1枚だけに閉じ込めず、本編の中で繰り返し出す」が必須に入った。

当てはまるジャンル

🪄型 3

選んだもの・状態の反映

衣装・パラメータ・妊娠・堕ち度など、プレイヤーが選んだものや作中の状態が、Hシーンの絵・反応・台詞にまで届いているかが問われる。立ち絵やステータス表示だけが変わる作りは「反映されない」(639件)として不満になる。システムを置くなら、その値でシーンが変わることが求められる。

たとえば

きせかえは「着せ替えた衣装がHシーン・エロイベントのCGに反映される」が必須で、衣装変更がステータスや立ち絵だけで終わる作品には付けないほうが良いとされた。

当てはまるジャンル

📈型 4

段階的な変化

堕ち・調教・洗脳・関係の深まりなど、状態が変わる系統のジャンルでは、即堕ちや暗転で済ませずに途中の段階を描くことが必須級になる。段階は反応・台詞・表情・差分の変化として見えることまで求められる。

たとえば

悪堕ちは「堕ちる過程を段階的に描く(即堕ち・暗転で済ませない)」と「堕ちた後の姿でのHシーン・イベントを用意する」がともに必須になった。

当てはまるジャンル

🛡️型 5

抵抗のある出発点

凌辱・羞恥・調教系では、ヒロインが嫌がる・恥じらう状態から始まることが前提になっている。最初からノリノリ、または最初から堕ちている作品は、要素があってもジャンルの期待とずれる。段階的な変化の型と対になる基準である。

たとえば

羞恥/恥辱は「ヒロインが恥じらい・ためらい・抵抗感をはっきり示す(最初から乗り気・ノリノリにしない)」が必須で、最初から性に積極的なヒロインの作品には付けないほうが良いとされた。

当てはまるジャンル

💞型 6

関係や状況の成立

関係性や場面設定に意味があるジャンルでは、その関係や状況が作中で成立していることが先に問われる。奪われる関係、夫や彼氏の存在、周囲の目、母親や家族という立場が名目だけだと、行為があっても「そのジャンルの作品」とは受け取られない。

たとえば

寝取られは「主人公とヒロインの関係(恋人・夫婦・強い好意)を、寝取られる前に描写しておく」が必須で、付き合っていない・関係を解消済みの作品には付けないほうが良いとされた。

当てはまるジャンル

🎨型 7

文章でなく絵や動きで見せる

行為や身体の状態を扱うジャンルでは、テキストや暗転、ステータス表示で済ませず、CG・アニメーション・差分で実際に見せることが求められる。射精・出産・妊娠・排泄のように結果が残るものは、その結果が画面に残ることまで含まれる。

たとえば

出産は「出産の瞬間そのものをCGやアニメーションで見せる(暗転・テキストのみで済ませない)」が必須、ぶっかけは「かけた精液がすぐ消えず、体や画面に残ること」が必須になった。

当てはまるジャンル

🚧型 8

立場の一貫性と忌避要素の告知

主導権や関係の向きを売りにするジャンルでは、それが最後まで崩れないことが基準になる。逆に、寝取られ・異種姦・ふたなり・スカトロなどが期待外の層に回避できない形で入ると逆方向の不満が出る。混ぜるなら説明文での明示や回避手段が求められる。

たとえば

寝取らせは「最後まで寝取らせの構図を保つ。ヒロインの心が主人公から離れて寝取られへ転じる結末にしない(転じるなら事前に明示する)」が必須で、純愛は「第三者との性行為やNTR展開を混ぜない(混ぜるなら明示する)」が必須になった。

当てはまるジャンル