声を付けるか迷っている人のための
その声、
売上に効いてる?
DLsite 男性向け同人ゲームの声優名あり作品 2,581 本と、レビュー 68,946 件から、声を付けるとどれだけ売れるのか、誰に頼むと売れているのかを調べました。
声優ごとの売れやすさ ↓🎙️ 声について わかったこと
3Dアクションでは、声が効く
アクション全体では差がありませんが、3D作品に限ると約1.95倍。2Dアクションは×0.92で差なしでした(声優名ありの3Dアクションは60作品と少なめ)。
効くのは出演20本を超えた声優
声なしと比べて、新人(出演4本目まで)は×1.38、20〜49本目は×1.84、50本目以降は×1.97。
高い作品ほど、声が効く
999円以下は×1.42、2,000円台は×2.33、3,000円以上は×4.79。3,000円以上では声優名ありが57%を占めます。
人数を増やしても伸びない
声優1人で×1.60、6人以上でも×1.68。声が付いていること自体が効いています。
「フルボイス」と書いても変わらない
説明文に「フルボイス」「バイノーラル」「オホ声」などと書き足しても、売上の上乗せはありませんでした。
声の効果は薄まっていない
2014年以降、どの年も1.4〜2.0倍。声付き作品が増えても、差は小さくなっていません。
📦 作品形式ごとの声の効き
| 形式 | 声の効き | 声優名ありの割合 |
|---|---|---|
| シミュレーション | ×2.02 | 20% |
| ロールプレイング | ×1.87 | 13% |
| デジタルノベル | ×1.86 | 14% |
| アドベンチャー | ×1.26 | 26% |
| アクション | ×1.11 | 22% |
| アクションのうち3D作品 | ×1.95 | 60/272作品 |
| アクションのうち2D | ×0.92 |
💴 価格帯ごとの声の効き
| 価格 | 声の効き | 声優名ありの割合 |
|---|---|---|
| 999円以下 | ×1.42 | 10% |
| 1,000〜1,999円 | ×1.57 | 24% |
| 2,000〜2,999円 | ×2.33 | 48% |
| 3,000円以上 | ×4.79 | 57% |
直近2年(2024年8月16日〜2026年8月16日発売)の有料作品で計算しています。形式ごとと3Dアクションは、作品数を確保するため過去5年で計算しました。倍率は、形式・発売時期・価格・ジャンル・作り込みが同じ作品と比べた販売数です。薄い数字は統計的な差がはっきりしないものです。
🗣️ 声優ごとの 売れやすさ
過去5年(2021年8月16日〜2026年8月16日発売)に5本以上出演した309名のうち、出演作が同じ条件のほかの声優名あり作品より売れていて、同じサークル内で比べても1倍を下回らなかった99名です。名前を押すと、その声優のページが開きます。
⚠️ この数字の読み方
- 「売れやすさ」は「この声優を呼べばこれだけ売れる」という約束ではありません。形式・発売時期・価格・サークルの実績・作り込みが同じ声優名あり作品と比べて、出演作が何倍売れたかです。
- 有名な声優ほど、力の入った企画やよく売れるサークルに呼ばれます。その分は上の統制では取り切れません。そこで「同じサークル内で比べると」を並べました。同じサークルの作品どうしで、その声優が出た作品と出ていない作品を比べた倍率です。ここで1倍近くに下がる声優は、売れるサークルに呼ばれている分が大きいと読めます。下がらない声優は、名前や演技そのものの力で売れている可能性が高い、と読めます。
- 「根拠」は、偶然でこの差が出る確率から付けました。強い=1%未満、ふつう=1〜5%、弱い=5〜10%、偶然の範囲=10%以上です。根拠が弱い・偶然の範囲の倍率は参考値です。出演本数が少ない声優ほど、倍率は大きくぶれます。
- 同じサークル内の比較は、比べる作品が少ないと幅が大きくぶれます。そのサークルで、この声優が出ていない声優名あり作品が5本未満のときは「見分けられない」としました。
- 過去5年の出演が5本未満の声優は計算していません。売れやすさか同じサークル内の比較が1倍以下の声優も、一覧には載せていません。載っていないことは、売れないことを意味しません。低予算の企画に多く出ている声優ほど、倍率は低く出ます。
- 名前は作品ページのクレジットから取り、全角半角・空白・記号の違いや、同じサークル内の1文字違いの誤記を統合しました。同じ名前の別人は区別できません。
/ 99名
絞り込み
出演本数が多いほど、横棒の幅は狭く(数字は確かに)なりやすくなります。
いちばんありそうな倍率 95%の確からしさで入る範囲(狭いほど確か) ×1.00。最初の並び順は、横棒の左端(少なくともこれだけは売れている倍率)の大きい順です。
| 順位 | 声優 | 出演(過去5年) | 売れやすさ×0.5×1×2×5×10×20 | 同じサークル内で比べると | 読み取り | 名前が挙がった レビュー |
|---|
このほか4名(清水こうき・陽向ゆき・森下真咲・大空宙太)は、出演作がすべて同じ相手との共演のため、それぞれの倍率を分けられず、一覧から外しました。
「レビューで名前が挙がった件数」は、出演作の日本語レビューで、その声優の名前(名字だけ・名前だけ・よくある書き違いも含む)が書かれた件数です。「目当て」は、名前と一緒に「目当て」「惹かれて購入」「〜さんなので購入」などと書かれた件数です。
💬 レビューで 名前が挙がる声優
声優名あり作品の日本語レビュー68,946件のうち、出演声優の名前が書かれていたのは1,045件(1.5%)でした。レビューで声優の名前まで書かれることは多くありません。それでも名前が挙がる声優は、作品の印象に声が強く残っていると読めます。
- 出演本数が多い声優ほど件数は増えます。名前の挙がりやすさは「1,000件あたり」(出演作のレビュー1,000件あたりの件数)で比べてください。
- 名前が多く挙がることと、売れやすさは別のものです。たとえばレビューでいちばん名前が挙がる山田じぇみ子さんは、上の売れやすさの計算では基準を満たしていません。
- 名字だけ・名前だけの書き方は、「さん」「様」が付いていて前後に声の話題がある場合だけ数えました。キャラ名や絵師と紛れる書き方(「ちゃん」「先生」付き、作者を兼ねる人など)は、声の話題がある場合に絞っています。抜き取って読んだところ、誤って数えたものは40件中1〜5件でした。